植物に誘引される生物に注意を

蔓植物で綺麗に緑一色に染められた壁面を持つ建物は遠目から見れば大変美しいものですよね。ですがかなり近寄ってみるとその元となる植物の葉やその陰になっている壁面そのものには様々な生物が取り付いているケースが多いものです。例えば蔓植物の葉や茎を食害する様々な昆虫がいますし、時として蔓の影を活かしてハチが巣を作るケースもあるでしょう。これらを身過ごしていると周囲を通り掛かる人への危害のリスクが高まってしまいますよね。壁面緑化にはこうしたデメリットがある事も十分理解し、それらの対策も並行して講じなければならないでしょう。

落ち葉の処理はしっかりと

最近では常緑性の植物が採用されるケースも増えている壁面緑化。ですがやはり現在でも主力となるのはツタを始め落葉性の蔓植物でしょう。これらの株が一斉に葉を落とす晩秋は放っておくとその直下に落ち葉が溜まってしまい、見苦しい姿となってしまいます。そこで落葉シーズンに入ったら日々その周囲の地面を清掃し、清潔に保たなければなりません。幸い落ち葉は全て可燃ごみとして扱えますから、その場でビニル袋にまとめてしまえば簡単に処分出来るでしょう。

壁面でも可動部の確保はしておく事

いくら壁一面に這わせたいといっても、建物の壁にはドアや窓、換気口といった可動部や開口部があり、これらを蔓が覆う事態は避けなければなりません。育成を始めた蔓植物がある程度成長し、これらの構造物に差し掛かった時点で誘引や剪定を行い、上手く避ける様調整してあげるのがベストでしょう。ツタ等の蔓植物は成長旺盛であり、多少蔓を切ったところで勢いが衰えるという事は無く安心です。また壁面と少し距離を置いて設置した棚やネットに蔓を這わせるというのなら、こうした対応事態必要無くなるでしょう。

壁面緑化に適する植物はケースバイケースだが、落葉樹は落ち葉の始末を考慮します。またつる植物でも壁材を傷めないか確認しましょう。